夏のバスタイムを涼やかに。数滴のハッカ油で湯上り爽快！

毎日うだるような暑さで、一歩外へ出ると噴き出すような汗…。お家に居てもじっとり汗ばむ…。不快な汗を流すためにお風呂に入ったら、今度はお風呂あがりの汗が止まらない…。

そんな汗の連鎖から抜け出すためのよい方法。「ハッカ油」の活用術をご存知ですか？バスタイムにほんの数滴使うだけで驚くほどの清涼感が得られ、湯上りがとても爽快に過ごせるようになります。

準備するものはハッカ油のみ。ほとんどのドラッグストアで1,000円程度で手に入ります。これを湯船に3～4滴垂らし、よく混ぜて入浴します。ハッカ特有のスーッとした香りだけでも涼やかな気分が味わえますが、驚くべきはお風呂からあがった後。全身に清涼感が感じられ、扇風機の風にあたるとその冷感はひときわです。冷房の効いた部屋より寒いと感じるくらいです。

たった3～4滴のハッカ油で、なぜそれ程の涼しさが得られるのか。その理由はハッカ油に含まれるメントールという成分にあります。メントールが肌に触れると「冷たい・寒い」と感じる器官が刺激され、清涼感につながります。実際には冷たくなくても、錯覚で「冷たい・寒い」と感じるのです。ハッカ油を混ぜたお風呂も、この効果を利用しています。

湯船に浸かる時間がない方や、シャワーだけで済ませる方の場合は、洗面器に張ったぬるま湯にハッカ油を2～3滴混ぜ、それをあがり湯として浴びると同じような効果が得られます。また、シャンプーに1～2滴混ぜて一緒に泡立てて洗うと頭皮がスーッとして、トニックシャンプーのような爽快な洗い上がりになります。

暑い季節のバスタイムを涼やかにしてくれるハッカ油。とても手軽なのでお風呂あがりの汗対策に活用してみてはいかがでしょうか？ただし、強力なので入れすぎには注意。1滴ずつ調整してください。また肌表面には強烈な清涼感が得られますが、体内の熱が下がっているわけではないので、きちんと水分補給をするなど、熱中症対策も忘れずに。