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  • 2016/09/15

入居者が”あったらいい”と思う設備と仕様の最新事情

時代とともに変わっていく賃貸アパート入居者のニーズ。オーナーとしてはトレンドをつかんでおきたいですよね。今回の記事では、人気の設備や最新の仕様をご紹介します。

 

どんな設備が最新のトレンド?

毎年、全国賃貸住宅新聞が調べている「人気の設備ランキング」(全国345社の仲介・管理会社が回答)をみてみましょう。この調査では単身者向けとファミリー向けに分けてランク付けされています。ここでは何年か連続してランクインしている定番の設備から、初めてランキングに入ってきたものまで、トレンドがみえてきます。

 

全国賃貸住宅新聞「人気の設備ランキング」

単身者向けの物件

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ファミリー向けの物件

image2

※( )内は前回順位、外はランク外
※いずれも「全国賃貸住宅新聞」2014年調べ
※青字はレオパレス21物件では標準仕様、またはオーナー様のご協力で設置を進めている設備

 

浴室換気乾燥機や洗浄機能付き便座はもはや必需品

ランク外から新たに入ってきた設備や、定番となっている設備は、入居者が部屋選びをする際の優先基準にしているとみるべきものです。

例えば、今まではランク外であった浴室換気乾燥機。

単身者向け、ファミリー向けともに定番になりつつあります。特に、ここ1、2年の新築物件には必ずといっていいほど付いています。洗濯物を外干しするのに抵抗がある女性入居者や花粉症などのアレルギーなどを気にする入居者、さらにPM2.5の影響を受けやすい地域などでは必需品といえるかもしれません。これに加えて、室内に物干し金物があればさらに便利です。

もう1つは、洗浄機能付き便座です。

内閣府の消費動向調査(2016年3月)によれば、この洗浄機能付き便座の世帯普及率は8割を超えています。若い世代はこうした便利な機能での生活に慣れているため、先ほどの浴室換気乾燥機同様に定番の設備になりそうです。昔は、衛生面で敬遠されがちでしたが、ノズルだけの交換も可能になりメンテナンスも楽になりました。

 

やはり人気が高いのがセキュリティ設備

昨今の社会情勢から入居者は防犯に対する意識が高くなっており、多くのセキュリティ関連の設備がランクインしています。

エントランスオートロックやホームセキュリティなど、単身者、とりわけ女性の一人暮らしでは安心できる生活を求めるので、今後もこうした設備は定番となるでしょう。

また、後付けで比較的簡単に導入できるセキュリティ設備として、ランキングにもありますがTVモニター付インターホンは有効な設備といえます。古いアパートなどでも、入居率を上げるうえで効果的となるかもしれません。

 

インターネットや宅配BOX、ウォークインクローゼットも

急速に拡大するネット社会に対応しておくためには、単なるインターネット接続可だけではなく、インターネット無料のサービスが必須になり始めています。

加えてネット通販の普及もあり、不在時でも受け取れる宅配BOXも人気があります。特に、単身者や共働き世帯(DINKs)では非常に重宝される設備であり、設置検討の価値は高いと思われます。

また、ウォークインクローゼットも単身者向け、ファミリー向けとも人気の設備で、豊富な収納量を希望する入居者が多い表れです。

以上をまとめれば、単身者向けとファミリー向けでは多少の違いはあるものの、浴室換気乾燥機や洗浄機能付き便座、オートロックなどのセキュリティ設備は今後、付帯設備の定番になると考えてよいでしょう。

今アパートは、大昔のように雨風さえしのげばよいというものではありません。快適に暮らす最新の設備仕様が付いて当たり前の時代となっています。

 

レオパレス21では、入居者様の声を活かしたワンランク上の次世代型賃貸住宅「MIRANDA」や「CLEINO」といった賃貸住宅ブランドで、変化の激しい賃貸住宅市場においてお客様のニーズに応えています。

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ご所有の物件に設置されている設備について、ご不明点等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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