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  • 2018/10/01

進化した最新のコインランドリー!昔では考えられない驚きのサービスとは

コインランドリーといえば、洗濯機が立ち並び、薄暗く、古臭い場所をイメージされる方が多いかもしれません。

しかしそれは過去のもの。最新のコインランドリーは、おしゃれな店構えに加えて、さまざまなサービス受けられることから、利用者が増えてきているのです。

 

コインランドリーの店舗が急増中

近年、コインランドリーの店舗数は右肩上がりで伸びています。1997年には全国で10,739店舗だったのが、2013年には1.5倍の16,693店舗に。今では約2万店舗近くまで増えていると見られ、新規出店件数はコンビニエンスストアを上回るとまで言われています。

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コインランドリーが日本で普及したのは1970年代のこと。当時は独身のサラリーマンや学生をターゲットとして、主に都市部を中心に店舗が集まりました。

1990年代には、家で洗いにくい毛布や布団といった大きな物も洗えることが支持され、地方にもコインランドリーが普及。ターゲットも主婦へと変わり、「普段は自宅の洗濯機を使用して、家で洗えない布団や毛布やなどは車でコインランドリーに持ち込んで洗う」といった使い方がみられました。

2000年以降はドラム式洗濯機が主流となり、洗濯乾燥機なども登場。スーパーマーケットやドラッグストアなどに併設されるようになり、清潔感や利便性が高まったことで、幅広く受け入れられるようになりました。

それが近年で傾向も変わり、「洗濯をする場所」から「カフェの延長のような感覚で使える場所」へと変化。おしゃれで入りやすい空間づくりや、洗濯以外のサービスを導入することで付加価値を生み、若い女性層を取り込む店舗が増えています。

 

カフェにネイルも!待ち時間も快適なコインランドリー

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それでは近年のコインランドリーがどこまで進化しているか、事例を交えてご紹介します。

こだわりの空間づくり

「暗い・汚い」といった過去の印象を脱却するため、おしゃれで楽しくなる空間づくりに力を入れているコインランドリーがあります。

空間デザイナーが内装をプロデュースした店舗では、「パステルカラーを基調にした明るい雰囲気」や「ウッドを使ったモダンな空間でカフェ風の雰囲気」を演出しており、誰もが楽しんで利用できると幅広い年齢層に評判です。

大型の水槽で熱帯魚を展示しているような店舗は、子どもにも大人気。30代〜40代の女性が子どもを連れて訪れ、ママ友のコミュニケーションの場として活用されるケースもあるそうです。

カフェを併設した憩いの場

コインランドリーを使う上で課題となるのが待ち時間の使い方です。洗濯が完了するまでの時間が無駄になるのを嫌って、利用するのを敬遠する人も少なくありません。

そこで増えてきたのがカフェを併設したコインランドリーです。おいしいコーヒーや紅茶などに加え、ホットドックやトーストなどの食事も用意されており、洗濯の間にティータイムやランチをとることができます。

待ち時間に出張ネイル

あるネイルサロンではコインランドリーとコラボして、インランドリーへの出張ネイルを行っています。待ち時間を無駄にしない設計で、本格的なネイルが楽しみながら家事を済ませられてしまう、一石二鳥のサービスです。

無料でWi-Fiが利用できる

無料Wifiを開放している店舗も増えています。スマートフォンでの動画鑑賞で時間をつぶす人はもちろん、パソコンを持ち込んで仕事をする女性の姿も多く見られます。

最近では駅やコンビニエンスストアなどでも無料でWi-Fi提供している場所も増えていますので、今後は「あって当たり前」のサービスになるかもしれません。

宅配ロッカーで荷物が受け取れる

宅配便の再配達が社会問題となっていますが、コインランドリーが解消のカギになるかもしれません。運送会社と提携して宅配便を受け取れる宅配ロッカーを設置するコインランドリーができたのです。

コインランドリーの宅配ロッカーを受け取り先として指定すれば、24時間自分の好きなタイミングで荷物を受け取れます。もちろんセキュリティーも万全。これでもう「荷物が届くまで外出できない」「再配達を手配する」といった不便さともお別れです。

 

コインランドリー驚きの洗濯サービス

コインランドリーを快適に過ごせるさまざまなサービスをご紹介しましたが、コインランドリーのメインサービスである洗濯についても、ここ数年でクオリティが格段にアップしています。

靴も洗えるコインランドリー

コインランドリーで洗えるのは衣服や布団だけではなく、スニーカーなどの靴も洗うことが可能です。使い方も非常にかんたんで、小石や土の固まりなどをあらかじめ落としてから専用の洗濯機に入れるだけ。大人用の靴なら2足、子ども用の靴なら4足同時に洗えます。

20分で土やホコリもきれいになり、脱水も可能です。靴の細かいところをブラシで擦って洗うという面倒な作業から開放されます。

洗濯物をたたんでくれる定額制サービス

洗濯後に大変なのが「洗濯物をたたむ」という作業ですが、それも含めて対応してくれるサービスもあります。

1ヶ月12,000円ほどの定額制の使い放題サービスで、使い方は洗濯物をマイロッカーに預けるだけ。すると仕上げ日には「折りたたまれた洗濯物」を受け取れるのです。

クリーニングをよく利用する人なら、定額制である分だけ割安ですので、日々の洗濯物をすべて任せてしてしまうのも良いかもしれません。

押し入れ代わりに使えるレンタルスペース

トランクルームを併設しているコインランドリーもあり、そこでは洗濯物を預けることができます

たとえば「冬物を洗濯した後、次のシーズンまでトランクルームに入れて保管しておく」というように、家の押し入れのような使い方もできます。衣類や布団などの収納スペースにお困りの方には重宝するサービスでしょう。

24時間出し入れ可能で、セキュリティーも万全。収納スペースのオートロックはもちろん、レンタルスペースゾーンは会員しか立ち入ることができないようになっています。

 

コインランドリーの今後

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今やコインランドリーは単に洗濯をするだけの場ではなくなっています。洗濯の質やバリエーションに加えて、洗濯以外のサービスや居心地の良さなどの付加価値もお店選びの決め手です。その傾向は今後ますます強まっていくでしょう。

前述の出張ネイルのように、コインランドリーを新たなコミュニティーの場、ビジネスの場として活用する動きも広まっています。コインランドリー店舗内のスペースを無料で提供して、地域の住民同士が交流したり、困ったときに助け合ったりする場として活用するという試みも行われています。

またコインランドリーは狭い土地でも建てられる特徴があります。20平方メートルもあれば可能ですので、都心の狭小地や変形地の使い道に困っている方は、上昇傾向にあるコインランドリー市場に参入してみるのも良いかもしれません。

 

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