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  • 2016/06/15

夏の身体にうれしい、爽やかドリンクの素を手作りしよう♪

もう間もなく夏本番。気温が高いだけでなくジメジメと湿度も高い日本の夏は、過ごしやすいとは言い難く、この時期になると食欲不振や身体のダルさなど、普段にはない不調を感じるという方も多いのではないでしょうか?

そこで、汗をかいた後の水分補給になるだけでなく、夏の身体にうれしい成分を含んだドリンクの素をご紹介します。旬の素材で手作りできるものなので経済的ですし、どれもサッパリとした爽やかな味わいなので、暑い時期に飲むと気分もリフレッシュできますよ!

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◆ほんのり甘酸っぱい「梅ジュースの素」

青梅と氷砂糖で作る梅シロップです。氷砂糖はきび糖やはちみつに変えても構いませんが、どの場合も青梅と1:1が基本の分量です。青梅は竹串などでヘタを取り除いてからよく洗い、水気を拭いて乾かします。熱湯やアルコールで消毒した清潔な瓶に、青梅と氷砂糖を交互に重ねて入れ、フタをして冷暗所に保存。梅から水分が出てきたら、1日に数回、瓶ごと振って氷砂糖と水分が全体に行き渡るようにしましょう。1ヶ月程で飲み頃です。

梅にはクエン酸が多く含まれており、疲労防止や疲労回復に効果があると言われています。また、リンゴやミカンに比べてミネラル類の含有量が多く、カルシウムや鉄、マグネシウム、亜鉛を含みます。疲れやすく、発汗で水分もミネラルも失う夏にはピッタリですね!

 

◆見た目もキレイな「赤しそジュースの素」

梅と同じ時期に旬を迎える赤しそは、煮出してシロップにすると見ため鮮やか&味わい爽やかなジュースが楽しめます。赤しそは、葉だけを摘み取ってキレイに洗い、水分をよく切ります。大きめの鍋に水を入れて沸騰させ、赤しその葉を入れて5~6分煮出したら、フキンなどで濾します。煮汁に砂糖を加えて煮溶かし、火を止めてからお酢またはクエン酸を加えれば完成。この時、黒っぽかった煮汁が鮮やかなルビー色に変わります。(各材料の分量の目安:赤しそ500g/水1000ml/砂糖300g/酢150ml ※クエン酸の場合は10g。お好みで調整ください。)冷めたら清潔な保存容器に詰め、冷蔵庫で保管します。

赤しそは独特の香りが特徴ですが、この香り成分には食欲増進の働きがあるのだそうです。また、赤紫の色はアントシアニン色素というポリフェノールの一種で、抗酸化作用に優れています。夏バテで食欲がない…という方や、紫外線ダメージが気になる…という方にはおすすめですよ!

 

◆キリッと辛口「ジンジャージュースの素」

生姜と砂糖と水を煮詰めて作るジンジャーシロップです。この時期、スーパーや八百屋で目にする新生姜を使って作ってみませんか?分量はシンプルに1:1:1。全て同量です。生姜は皮を剥いて出来るだけ薄切りにし、砂糖と水と一緒に鍋に入れて火にかけます。沸騰したら弱火にして10分程煮詰め、火を止めてからお好みでレモン汁を少々加えて出来上がり。煮沸消毒などで清潔にした瓶に詰めて冷蔵庫で保存してください。

生姜には体温を上げ、血行や代謝、免疫力をアップさせる働きがあります。身体を温めるということから、冬場におすすめされることが多い食材ですが、夏場も大活躍。一日中、冷房の効いた室内に居て身体が冷えるという方や、夏風邪をこじらせてなかなか治らないという方の味方です!

 

どのシロップも、お水や炭酸で割って飲むのがスタンダードな飲み方ですが、牛乳やヨーグルトに混ぜてもおいしくいただけます。かき氷のシロップ、ゼリーやシャーベットなどのスイーツにも活用できますし、焼酎やウォッカなどのお酒に加えて飲むと、いつもとひと味違う香りと味わいが楽しめます。