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  • 2017/08/17

持ち家を二世帯住宅にして活用すれば程よい距離感の同居生活が実現可能

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結婚して独立した子供と生活圏が同じであれば、実家を二世帯住宅にして同居するという選択肢もあります。

今回は、実家を二世帯住宅にするという選択をした松本さん夫婦の例を参考に、快適な同居生活をするためのポイントを紹介したいと思います。

「二世帯住宅に改修」松本さんご夫婦

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松本さんが二世帯住宅を選択した理由

65才で定年を迎えたばかりの松本さんのご主人は、子供たちが巣立ってから夫婦2人の生活を続けてきました。千葉県市川市にある持ち家には使わない部屋も多く、常々、有効活用する方法はないものかと考えていました。

長男の思いとも合致

松本さんの長男は結婚を機に東京都内のマンションで賃貸暮らし、将来的には両親と同居したいという思いもありました。

また、長男の奥様も「マンションから戸建住宅へ引越したい」という希望を持っていたため、二世帯住宅という選択肢は魅力的に思えました。

生活圏が近かったことも決め手のひとつ

松本さんの長女は結婚して関西に嫁いでいますが、長男の場合、市川の自宅から都内の職場まで通勤圏内であることも決め手の一つとなりました。

家族それぞれの思いと生活の諸条件がうまく合致したことで、松本さんご夫婦も長男からの申し出を快く受け入れ、二世帯住宅を具体的に検討することになりました。

 

二世帯住宅のメリット

二世帯住宅への建て替えや改修を検討するにあたって、まずは、二世帯住宅のメリットについて考えてみることにしましょう。二世帯住宅のメリットは、

(1)土地の有効活用
(2)経済性
(3)生活スタイル

という3つの観点から整理することができます。

(1)土地の有効活用

長男世帯が新たに戸建住宅を購入しようと思うと、土地の取得や賃借を考えなければなりません。二世帯住宅なら親世帯がすでに保有している土地を有効活用することが可能です。

二世帯住宅というと、一般的には一棟になっている建物をイメージされるかもしれませんが、敷地の中で別棟にするなど様々なタイプが考えられます。土地を保有しているのであれば、複数の選択肢の中からプランを選ぶことができます。

(2)経済性

二世帯住宅は、新築する場合には住宅ローン、既存の住宅をリフォームする場合にはリフォームローンを利用することが可能です。

しかも、親子それぞれが借入をする「親子ペアローン」親子で連帯債務を負う「親子リレーローン」などを活用することで、どちらかの世帯が単独でローンを組むより、余裕をもった借入が可能になるというメリットもあります。

将来、介護が必要となった場合、子世帯が自身で親世帯の介護をすることも考えられますが、訪問介護やデイサービスなど要介護度や生活環境に適した介護サービスの利用しながら親世帯をサポートしていくのが現実的な方法です。

二世帯住宅では、親世帯と子世帯で異なる仕様にできるため、親世帯の居住スペースだけを介護サービスの利用に適した仕様に変えることも可能となります。

また、二世帯住宅は相続税対策にも有効です。一定の条件を満たす場合、相続税評価額を最大で80%減額できる「小規模宅地等の特例」を受けることができます。なお、相続税以外にも、二世帯住宅のリフォームに対する所得税額の控除などが定められています。

(3)生活スタイル

上記のような経済的なメリットだけでなく、同居することによる生活上のメリットもあります。特に、高齢となった親世帯と一緒に住むことで、健康管理や介護などのサポートをしやすくなります。また、子世帯に小さな子どもがいる場合には、外出時に面倒を見てもらったり、子育てに関して協力してもらえるメリットもあります。

 

二世帯住宅で快適な暮らしをするための注意点

メリットばかりではなく、二世帯住宅ならではの悩みも聞かれます。しかし、そのような悩みも最初から注意すべき点を知っていれば、必要以上に不安に思うことはありません。以下では快適にするための注意点を見てみましょう。

お互いのプライバシーの境界線

完全に分離した二世帯住宅でない場合、生活空間の一部を共有することになります。そのような場合、プライバシーに関する不満がよく聞かれます。

たとえば、キッチンを共有している場合に、息子の奥さんが一時的にやり残した洗い物を姑が気を利かせてやってあげたケースです。姑側からすると良かれと思ってやったことも、息子の奥さんからすると「今後は一時的であっても洗い物を残してはいけない」と気を遣うことになります。

このようなケースの対処法としては、お互いにどこまで干渉するか、あるいは見て見ぬふりをするかを率直に話し合ってみると良いでしょう。

また、疲れていてリビングで休みたいけど休みづらいケース、二世帯で同じ洗濯機を使用するのが嫌というケースもあります。これらのケースでは、設計の段階で、どこまでのスペースを共用とするか、あるいはプライベートとするのかを慎重に計画したり、設備や家電を2組揃えるなど対処が必要になります。

ライフスタイルの違いを考慮

親世帯、子世帯がともに現役で仕事をしていて、残業で帰りが遅くなったり、付き合いで飲み会があったりする場合には、ライフスタイルにあまり差がないかもしれません。

しかし、子世帯のご主人だけがこのような状態であれば、リビング、ダイニング、風呂など共有部分が多いほど、ご主人は気を遣うことになりそうです。これが親世帯と娘夫婦との同居のパターンであれば、なおさらでしょう。

それでは、今回、二世帯住宅を検討している松本さんが選択した住宅の構造はどのようなものでしょうか。

二世帯住宅は、大きく分けて、すべてのスペースを共用する「完全同居型」部分的に共用する「部分共用型」共用部分がない「完全分離型」の3種類があります。その中で、松本さんが選択した構造は、「部分共用型」でした。

松本さんが「部分共用型」を選択した理由は以下のものです。

  • 松本さんは定年退職したところで、仕事をしている長男とは生活のリズムが異なりますが、長男も結婚するまでは実家から通勤していたこともあり、家族みんなが特に違和感を覚えなかったこと。
  • 長男の奥様は育児のサポートを期待しており、子どもが祖父母と触れ合う時間を重視したいとも考えていたこと。
  • 完全分離型への改修よりもコストがかからず、共用スペースの設計も自由度が高かったこと。

 

将来の介護を視野に入れた設計

二世帯住宅を考えるなら、将来の介護についても視野に入れてプランニングすることが欠かせません設計の際にはバリアフリーへの配慮を意識する必要があるでしょう。

主なバリアフリー改修の実施箇所

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たとえば、2階建ての住居であれば、階段の昇り降りがつらくなってくる親世帯のために1階部分を主な居住スペースとする方法が一般的です。

また、浴室、トイレへの手すりの取り付けや段差を緩和するための踏み台の設置、階段への手すりや滑り止めの取り付けなどが考えられます。

車椅子を利用するようになった場合の動線や廊下幅についても想定しておいた方が良いでしょう。玄関のドア部分の段差をなくしたり、車いすに乗った状態でも開閉しやすいドアに交換したりすることも考えられます。

 

まとめ

二世帯住宅のリフォームにはまとまった資金が必要となります。一般的には、共用部分を少なくするほど建て替えや改修のコストが高くなります。

どの程度の費用をかけることができるのかを勘案しながら、家族それぞれの要望や生活に関する考え方を取り入れていくのは簡単なことではありません。

二世帯住宅についての事例を豊富に持っている専門業者に相談しつつ、プランを固めていくのが上手な方法といえるでしょう。

 

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