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  • 2015/01/06

新しい一年の始まりを大切に 迎春は、おいしい恵方巻きで邪気払い。

新しい一年が始まりました。今年も皆様にとっていい一年になりますように。

節分

新年を迎えると、あっという間に春がやってきます。
春を迎える催し物と言えば、節分。
元々は、中国の邪気払いの行事だったと言われる節分ですが
日本では、706年(慶雲3年)にたくさんの人が疫病で亡くなったために行った、
鬼払い儀式が始まりと言われています。

 

以来、一年で一番始めに迎える節目として、立春の前日である2月3日に
「これから始まる新しい一年が、不幸や災いなどがない一年になりますように」
そんな想いを込めて行われてきました。

 

煎った豆をまく豆まきは、鬼=魔として、<魔(ま)を滅(め)っする>という言葉から生まれたとされ、 生の豆では<魔から芽がでてくる>と、縁起が悪いものとされていますのでご注意を。
玄関先に飾るヒイラギは尖った葉が、鬼の目突きとなり、
イワシの頭は、邪気の侵入を防いでくれると言われています。

 

最近では、節分には恵方巻を食べることも欠かせないイベントとなっています。

 

■2015年 恵方巻きの方角:西南西(西微南)

恵方巻の起源は、豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴が、 節分の前日に巻きずしの様な物を食べて
出陣し、 戦いに大勝利を収めたという故事を元にしているといわれています。
節分の夜にその年の恵方(歳徳神としとくじんの住む方角で、その年に吉となる方角)に向かって、
目を閉じ願い事を思い浮かべながら、無言で太巻きをまるかじりする。
地方によっては笑いながら食べるという所もあるそうです。

 

恵方巻きの具材は何でも良いそうですが、
七福神に因んで、7種の具材を入れるのが良いとされています。
主な材料では、 かんぴょう/キュウリ(レタス・かいわれ)/シイタケ煮/伊達巻(だし巻・厚焼き卵)/ウナギ(アナゴ)/桜でんぶ(おぼろ) などがよく用いられ、他にも、焼き紅鮭/かまぼこ(カニ風味かまぼこ)/高野豆腐/しそ(大葉)/三つ葉(ほうれん草) しょうが/菜の花/ニンジン/漬け物などがあるそうです。
お好みに合わせてお好きな7種類の具材をお選びください。

 

今年の節分では、鬼の目突きと呼ばれるヒイラギの葉にイワシの頭をつけ、
豆まきと美味しい恵方巻きで、ご家族の無病息災を願いましょう。