1. トップ
  2. ウェブマガジン
  3. コンシェルジュブログ
  4. 最近よく見かける珍しい野菜。何て名前?どうやって食べるの?

WEBマガジン

ヘッダやメニューをスキップして本文へ直接リンクします

コンシェルジュブログ

  • 2016/03/15

最近よく見かける珍しい野菜。何て名前?どうやって食べるの?

スーパーに並ぶたくさんの野菜。人参や玉ねぎなどおなじみの野菜に混じって、何だかよく分からない新顔の野菜を見かけること、増えていませんか?しかし、見慣れない色や形に目をひかれることはあっても、買ったり食べたりしたことはないという方が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、よく見かけるようになってきた珍しい野菜の中から、じわじわと注目&人気を集めているものをご紹介したいと思います。

yasai

【1】スイスチャード

葉っぱの部分は緑色でホウレンソウのようなのに、茎の部分の色が白、赤、ピンク、オレンジ、イエローとカラフルなのが特徴です。この色はポリフェノールの一種であるベタレイン色素によるもの。和名では不断草(フダンソウ)と呼ばれ、生のままサラダで食べたり、茹でてお浸しや和え物にしたり、炒めてもおいしく食べられます。加熱してもほとんど変色しないので、食卓が色彩豊かになります。

 

【2】コールラビ

キャベツのようなカブのような、独特のカタチが特徴です。コロンと丸い部分は、茎の下部が肥大したもので、若い茎は柔らかくて甘みがあります。原産地は地中海北岸とされており、日本には明治時代に入ってきたものの、一般には定着しなかったのだとか。生のままでもクセがないので、皮を剥いてスライスしサラダやピクルス、漬物にしてもよし。炒めたり煮込んだりしてもよし。

 

【3】ロマネスコ

ブロッコリーとカリフラワーを足して2で割ったような見た目と味が特徴です。幾何学模様のように並んでいるのは花蕾の部分。この花蕾と茎の部分を食用にします。主にヨーロッパで流通している野菜で、日本で流通するようになったのは最近のこと。食べ方もブロッコリーやカリフラワーと似ていて、茹でたものをマヨネーズで食べたり、炒め物にしたり、パスタの具材にもよく合います。

 

【4】黄色ズッキーニ

キュウリとよく似た緑色のズッキーニがよく出回っていますが、皮の色が黄色のものもあります。見た目からはあまり想像がつきませんが、実はカボチャの仲間。ほんのり甘みと苦みがありますが、比較的淡白な味なのでさまざまな料理に使われます。生のままサラダやマリネにもしますが、含まれているβ‐カロテンを効果的に摂取するには、フライや炒め物など油と一緒に調理するのがおすすめです。

 

【5】チコリー

ミニサイズの白菜のような見た目ですが、キク科の野菜です。サクサクした歯触りとほのかな苦みが特徴で、原産とされるヨーロッパ諸国では身近な食材として親しまれています。生でサラダに加えて食べられることが多いですが、葉っぱが舟のような形状をしているので、器代わりにオードブルを盛りつけたりもします。また、グラタンやオーブン料理、天ぷらにしてもおいしく食べられます。