風水では「財布には過去の金運が染みついている」と考えます。「金運が落ちた」と感じるのなら、羽振りが良かった頃の財布を取り出して3ヶ月間使ってみてください。その間、今の財布はきれいにふいてゴールドかラベンダー色の布にくるみ、家の北側か中心の暗くて涼しい場所で休ませること。

玄関に遊び道具が置いてあると家からお金が出ていきやすくなります。片付けて、海や湖の風景画など「水」に関するものを飾りましょう。また“快楽の方位”である西からの陽射しが当たるキッチンは、買物などの散財を引き寄せがちです。カーテンやブラインドで西日をカットしましょう。

「子どもが独立したから、既存のアパートとは別に自宅の一部も賃貸にしようかな…」と考える方もいらっしゃるかもしれませんね。風水では、東より西を格上と考えます。人に貸すなら、大家としての強い立場を守れるように、格上の西側や財運を司る北側の部屋よりも東、東南、南側の部屋にしましょう。

風水に凝り始めると、外出時の凶方位が気になってきますが、凶方位でも必要以上に恐れる心配はありません。方位の吉凶は人間世界での話なので、神社への参拝や墓参りなどは凶方位に影響されません。神社に限らず、お寺や教会に行く場合も同様です。

盛り塩は風水の基本。粗塩を10gほど白やラベンダー色の器に盛り、ドアの隅や下足入れの上など、邪魔にならない場所に置くというのが基本的な作法です。見えるところに置くのに抵抗がある方は、下足入れの中に置いてもかまいません。ただし、1週間に1回、塩の交換を忘れずに。

東北は不動産運を司る方位。ラッキーアイテムである観葉植物や植木を置き、東北側の部屋を吉相にしておきましょう。黄色のリボンを結びつけておくとさらに吉。ただし、とげのある植物を風水アイテムとして使うのは避けましょう。厄を防ぐ効果が強すぎて、幸運まではね除けてしまいます。

宝くじ購入時に身に付けたい色は、その年のラッキーカラー（2016年は白、ラベンダー、ゴールド）＋金運の黄色、勝負の赤。正午から14時頃が一番勝負運が強いので、この時間帯に買うのがベストです。購入した宝くじは袋から出してラッキーカラーの黄色やラベンダー色の布や紙、ボックスやポーチなどに入れ直し、静かに寝かせておきます。当選したときの使い道を考えることも金運を引き寄せます。

預金通帳をしまう方位は家の中心や北側。お金が落ち着ける、おすすめの場所です。黒や黄色、ゴールドのボックスやケースにしまって保管しておきましょう。逆に保管場所にふさわしくないのはキッチン。キッチンに置くと火気や水気でお金がダメージを受けやすく、また、キッチンは消費を促す場所ですから、お金が消費され貯まらないので気をつけましょう。

不動産は不動産運がないと手に入れることができません。貯金はお金を貯めるだけでなく、運も貯めるもの。マイホーム資金を貯めながら不動産運をつけましょう。貯金には金と銀が使われた貯金箱がおすすめです。貯金箱を置くのは不動産と相性のよい東北方位に。大きな夢を叶え財産を得る数字の「115」に合わせ毎日115円ずつ貯めるのが理想ですが、一番初めに115円入れ、そのあとは無理のない程度に貯金をしていきましょう。