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  5. 「寝室を工夫して健康運を上げる」方法をご紹介。

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2015/03/16

◆寝室◆ 「金運」「家族運」の次は「健康運」のアップ。家族みんなが元気に幸せに暮らす源は寝室に!

風水は占いやおまじないではなく、長い歴史の中から生まれた統計学のようなもの。ちょっとした改善で、幸せの運気を呼び寄せる基本となるベーシック風水を紹介していきます。第三回は「寝室を工夫して、健康運を上げる」をご案内します。

風水にとっての「眠り」は、翌朝目覚めと共に生まれ変わることを意味しています。安眠すればするほど、その日に溜めてしまった悪い気を浄化し、良い気をたくさん取り込み、心も身体も健全に保ち続けることができます。
風水のポイントを実践して心地よい睡眠を得られる寝室で、今年1年を元気に幸せに暮らしましょう。

健康は寝室で育まれる

日本では北枕は縁起が悪いイメージもありますが、中国風水では北は「水の気」が強く、南は「火の気」が強いため、まさに頭寒足熱にかなった理想的な安眠方位と考えられています。
また、風水では、良質な睡眠をとるためには「水の気」に支配された寝室が良いとされています。乾燥しやすいこの時期は、加湿器などでいつも適度な湿度に保つように心掛けましょう。
※今回ご紹介する内容は2015年限定となります。風水を始めるにあたり、まず東西南北をご確認ください。

【寝室が東にある方】 水辺の音をBGMに、静かな眠りを演出

「健康運」を上げるラッキーアイテムは、水辺の音です。風水において、人が集まる方位とされている東は、他人の気配を感じやすい傾向があります。そうなれば寝つきが悪くなってしまうことも……。
静かにゆっくり眠るためには、人の気配を消し、静かに自分の世界に浸ることも大切。川のせせらぎや流水音などのBGMがそんな空間を演出してくれ、静かな眠りにいざなってくれます。
水辺の音は「水の陰気」に属しているため、東に寝室がある方にとっても相性がよいです。

【寝室が西にある方】 アロマの香りでリラックス

西は、風水において知性や英知を意味し、頭が冴える方位です。寝る前に色んなアイデアが浮かんできたり、仕事のことを考えたり。逆に考えすぎて、眠れなくなってしまう、なんてことも起きがちなのがこの方位です。
そこでアロマの香りで、冴えすぎた頭をリラックスさせましょう。風水では香りは、封じ込めたり抑えたりする意味があるので、頭の中をじっくり落ち着かせてくれます。お勧めはカモミールの香り。心を落ち着かせリラックスした眠りへと誘います。

【寝室が南にある方】 光を遮る物を置かない

南向きの寝室は太陽の光が入り込みやすいため、「火の陽気」がとても強く、活動的になりすぎて睡眠不足に陥ってしまうことも。
そこで、太陽光を遮ってくれる遮光カーテンがポイントです。
夕方になったら遮光カーテンで太陽光を遮り、強すぎる光を和らげ、やさしい光の空間に。ぐっすり眠ることが健康の秘訣です。
また寝室に物を置かないのも「水の陰気」を増やすポイント。
読みかけの本や脱いだままのパジャマは厳禁、その都度片付けておきましょう。

【寝室が北にある方】 フットライトで足元から健康運アップ!

「健康運」を上げるラッキーアイテムは、フットライトです。本来、北向きの寝室は「水の陰気」に支配されているので、良質な睡眠をとるのに理想的な方位です。風水では、夜空の中心である北極星が全てを支配していると考え、北は誕生や再生を表す良い方位なのです。しかし、眠りが深くなりすぎて朝の目覚めが悪いなんてことも。
そこで寝ている間は、足元を照らすフットライトを点け、強すぎる陰の気を緩和しましょう。すっきりとした目覚めで一日を快適に過ごせます。

いかがでしたか?
全3回で、「金運」「家族運」「健康運」をご紹介してきました。
ちょっとしたポイントをぜひ取り入れてみてください。
ご愛読ありがとうございました。

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村上 瑞祥(風水・家相研究家/歴史学者・東洋古代思想研究家/福祉住環境コーディネーター)
家相・風水に関するコラム執筆、書籍監修、講演、セミナーなどの活動を行いながら、 教育関連の仕事に従事。住宅メーカー研修プログラム作成、イベント・講演会の企画なども 行っている。

◆監修・著者
「幸せになる風水の家相学 – リーバンホームブック」/「リフォームはこうして やりなさいダイヤモンド社」家相・風水の項/「All About住宅リフォーム」/「ひよこクラブ』風水インテリア/ 「プロから学ぶ☆インテリア術 風水編 ディノス」/「女性セブン」/「2014年の恵方 – SUUMOジャーナル」編集協力 ほか