2014/10/03
[三分割法][奥行き][逆光]それぞれの方法で紅葉の美しさを表現。
一眼レフカメラご愛用者の方も、コンパクトデジタルカメラでの撮影でも取り入れられる、
ちょっとした撮影テクニックをご紹介する「WEB写真講座」。
スマイル応援キャンペーンを始め、クラス エルでは写真を使用した様々なコンテンツやイベントを企画してまいります。
ぜひWEB写真講座のテクニックを皆様の作品撮影にお役立てください。
秋は、第1回から第3回の写真講座の内容に挑戦する絶好の機会。紅葉を撮りにでかけましょう。
秋は、木々が赤や黄色に彩られ、鮮やかな季節。
そんな美しい秋を撮りに出かけませんか?
これまでのおさらいとして、1~3回のポイントを生かして撮影したこの時期人気の紅葉写真をご紹介します。
三分割法
<クロスポイントに被写体をおいた構図>
画面を縦横均等に三分割して、線の交差した、4つの「クロスポイント」に被写体を配置して撮影する三分割法。
左の大きな木をクロスポントにおいてみると、鮮やかな木の覆いかぶさるような迫力が伝わります。
奥行き
<連続している被写体で奥行き感を表現>
手前から奥に伸びている木のラインと、道のラインがより奥行き感を出してくれている写真です。
逆光で撮影した場合
<被写体の背中側に太陽(光)>
逆光撮影は紅葉でも簡単に応用可能です。
秋の日差しの柔らかさと紅葉のあたたかい色がキレイですね。
また、逆光で撮影する際は、くれぐれも直接太陽を見ないよう注意してください。
撮影時の注意とポイント
紅葉を撮影する際の落とし穴は、落ち葉が滑りやすく転びやすくなる足元です。
撮影の際は、両手が空くバッグと歩きやすいスニーカーや、トレッキングシューズなどがおすすめです。
天候が変わりやすいので、雨具の用意もお忘れなく。カメラは水や湿気に弱いので、防水ケースもあると便利です。
みなさん、いかがでしたか?
今までのちょっとしたポイントを生かして、紅葉の様々な表情を楽しんでください。
そして撮ることを楽しんで、シャッターをどんどん切ってください。
講師:河合克成(かわいかつなり)
1976年福岡生まれ。東京造形大学後、London College of Printing (現London college of communication)にて写真を学ぶ。フォトグラファー和田惠に師事後、独立。現在、広告・アーティスト・ファッションの分野で活躍中。
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