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2014/07/01

構図を工夫してみよう。構図に迷ったら、基本の三分割法で。

一眼レフカメラご愛用者の方も、コンパクトデジタルカメラでの撮影でも取り入れられる、
ちょっとした撮影テクニックをご紹介する「WEB写真講座」。
スマイル応援キャンペーンを始め、クラス エルでは写真を使用した様々なコンテンツやイベントを企画してまいります。
ぜひWEB写真講座のテクニックを皆様の作品撮影にお役立てください。

夏はシャッターチャンスのイベントが盛りだくさん。思い出の一瞬をベストショットでおさめてみませんか?

夏は海にお祭り、花火大会と、思い出の写真を撮影する絶好の撮影チャンスです。今回は風景と一緒に人物を撮影する際の構図についてのテクニックをご紹介します。 どうしても、人を撮影する際に、写真を図のように9つに割った時に、真中赤丸の位置に被写体を入れがちです。風景と一緒に撮影する時は、どこに被写体をもってくるかでその場の臨場感の切り取り方が大きく変わってきます。
そこで、構図の基本となる三分割法で撮ってみましょう。三分割法は、簡単に言えば画面を縦横均等に三分割して、線の交差した4つの黒星★「クロスポイント」に被写体を配置することで、バランスのいい写真に変わります。
これらは、フレーミングを決めるのが苦手で写真を撮影すると被写体を真ん中に置いてしまう日の丸構図ばかりになってしまうという初心者の方にお勧めの方法です。

いつもの構図

どうしても主役になる被写体を真ん中においてしまいがちですが、せっかくの背景や臨場感が弱まってしまいます。

クロスポイントに被写体をおいた構図

被写体の位置をクロスポイントにずらすだけで、海の壮大さや太陽の日差しなどその場の臨場感がぐっと強くなります。

被写体をどこにもってくるかによって、これだけイメージを変えることができます。
最近のカメラやスマートフォンにはグリッド線(方眼紙のようなマス目)を表示する機能が搭載されているものが多いですが、もちろん厳密にクロスポイントでなくてもかまいません。
まずは、被写体をずらすところから試していただき、夏の素敵な思い出を臨場感と供に残してください。

講師:河合克成(かわいかつなり)
1976年福岡生まれ。東京造形大学後、London College of Printing (現London college of communication)にて写真を学ぶ。フォトグラファー和田惠に師事後、独立。現在、広告・アーティスト・ファッションの分野で活躍中。