ホテルレオパレス名古屋からのちょい旅「郡上八幡」

吉田川
町の中心を流れるのは長良川の支流、吉田川。オオサンショウウオも棲む清流です。町には水路がはりめぐらされ、どこを歩いても水音が聴こえます。昔も今も、豊かな吉田川のおいしい水が郡上八幡の人々の暮らしを支えています。

ホテルレオパレス名古屋からのちょい旅「郡上八幡」

レオパレスホテルズから日帰りで楽しめる「ちょい旅」。
今回は、ホテルレオパレス名古屋から、岐阜県の中心部に位置する町、郡上八幡ぐじょうはちまんへ。
奥美濃の山々からもたらされる豊かな水が町にはりめぐらされた水路を流れ、人々の暮らしを支えています。
しっとりと落ち着いた風情の町を散策し、四季折々の自然の恵みを味わう。一度訪れた人は、必ず再訪したくなるとか。
住む人にも訪れる人にも愛される町、郡上八幡でひとときの安らぎをーー。

※ホテルレオパレス名古屋のご予約受付は、現在5月5日宿泊分までです。

名古屋から1時間ほど北に向かって車を走らせれば、そこはもう美濃の山の懐に抱かれる町、郡上八幡です。町を見下ろすのは、近年「天空の城」として注目を集めている郡上八幡城。日本最古の木造再建城は、かの司馬遼太郎氏も感動を記したほど。朝霧に包まれる様はまさに「天空の城」そのものです。雲海は晩秋から冬にかけて発生する可能性が高いとか。雪化粧のお城もまた格別。寒い時期ならではの風景を楽しみたいところです。

町の西側をゆったりと流れる長良川ながらがわは、鮎を育む母なる川。ここで育った鮎だけに名付けられる「郡上鮎」は、「夏場よりも、子を抱いた“落ち鮎”が食べられる秋から晩秋がおすすめです」と、地元の料理店で教えてもらいました。

一方、夏は夏で「郡上おどり」があります。約2カ月の間、町のあちこちで三十一夜繰り広げられる踊りは、誰もがその場で参加できるという懐の深さ。毎年多くの人が楽しみます。

多くの文化人にも愛されてきた町、郡上八幡。近年では漫画家のさくらももこさんがとても愛し、自らキャラクターをつくって郡上市に寄贈したというエピソードも。観光案内所でもある「郡上八幡旧庁舎記念館」では、さくらさん作のキャラクター「GJ8ジージェイエイトマン」が迎えてくれます。

春は桜に包まれ、夏には「郡上おどり」、秋は紅葉に落ち鮎、冬は雪景色を楽しみながら鍋をつつく。満ち足りた帰り道、きっと「次はいつ訪れようか」と胸が弾むことでしょう。