2015/08/17
体温調整に効果的な食材「しょうが」に注目
味噌のかくし味が効いているしょうがと里芋のほくほくごはん
厳しい残暑が続くかと思えば、急に肌寒くなる季節。
今回は、体温調整に効果的といわれ、古代中国では薬としても用いられた食材「しょうが」に注目します。
生のしょうがに含まれているのは、発汗や深部の解熱を促す辛味成分「ジンゲロール」。乾燥や加熱によって、ジンゲロールは身体を芯から温める「ショウガオール」に変化します。生のしょうがと加熱したしょうがは働きが違うので、上手に使い分けて体温調整に活用しましょう。

材料(4人分)
米 3合/だし汁 100cc/しょうが 50gほど(握りこぶし半分くらいの大きさ)/人参 1/2本/冷凍里芋 1パック(400g前後)/豚ばら肉 200g/三つ葉 1束/白いりごま 大さじ3
【調味料】醤油 大さじ3/味噌 大さじ2/みりん 大さじ2/酒 大さじ2/砂糖 大さじ2 1/2/油 少々/塩 少々
①しょうがと人参をせん切りにし、豚肉と三つ葉も細かく切っておきます。
②鍋でしょうがを炒めた後、豚肉と里芋を入れてだし汁を加え、蓋をして中火で10分煮ます。
③人参とその他の調味料をすべて入れ、蓋をして里芋が柔らかくなるまで煮ます。
④いつも通り炊いた温かいごはんに、③を三つ葉といっしょに混ぜてごまをかければ出来上がりです。
<しょうがのかしこい保存方法>
きれいに洗ったしょうがを水または焼酎を満たした瓶に入れ、3日ごとに水を交換すれば、冷蔵庫で1カ月程度保存できます。また、ラップで小分けし冷凍すれば、こちらも1カ月程度保存可能です。
監修 株式会社カーブ
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