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2015/09/15

脳や骨を元気にするひと皿。消化促進までおまかせ!

とれたて秋刀魚ときのこ ・ バルサミコ風味のソテー

主役である青魚の秋刀魚は、DHAやEPAを含みます。これらはオメガ3という話題の必須脂肪酸で、脳の働きをよくするほか、血液をさらさらにするうれしい効果まで。旬の今こそ、すすんで取り入れたいですね。一方、香り高いきのこも秋が盛り。カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富です。付け合せにフレッシュな大根や長芋を添えれば消化もスムーズになり、夏の暑さに疲れた体が喜びます。

バルサミコソースの酸味が、さんまの苦みとマッチ。
野菜もたっぷり食べられる一品です。

材料(2人分)
さんま2尾/エリンギ小2本/マッシュルーム2個/しめじ1/4パック/大根50g/パプリカ(赤・黄)各1/8個/長いも30g/べビーリーフ1袋/小麦粉適量/オリーブ油大さじ2/塩少々
【A】(マリネ液)塩小さじ1/2/こしょう・ガーリックパウダー各少々/ローズマリー2枝/白ワイン大さじ1
【B】バルサミコ酢大さじ1/しょうゆ・砂糖各小さじ1

① さんまは頭を落とし、内蔵を取り出します。長さ半分に切り、マリネ液【A】に10分以上漬けます。

② エリンギは根元を切り落とし、マッシュルームとともに縦半分に切ります。しめじは石づきを除き、手でほぐします。

③ サラダを作ります。大根はピーラーでリボン状に切り、パプリカは薄切り、長いもはパプリカと同じ長さの細切りに。ベビーリーフ、大根、パプリカは合わせて氷水につけ、長いもは別のボウルに入れて水につけます。水けをきり、さっと混ぜ合わせて器に敷きます。

④ ソースを作ります。小鍋に【B】を入れて火にかけ、とろみがつくまで煮詰めます(煮詰めすぎてしまったら水を加えて)。

⑤ ①のさんまの水けをペーパータオルで拭き取り、小麦粉を全体に薄くまぶします。フライパンにオリーブ油を熱し、中火でさんまの両面を焼きます。マリネ液【A】につけたローズマリーも加えて一緒に焼き、あいているところにきのこ類を入れて炒めます。さんまときのこがキツネ色になったら塩をふります。③にのせ、④のソースを回しかけてでき上がりです。

監修 飯田充代 いいだみちよ

1961年生まれ。青山学院大学卒業。フラワー、健康、食など暮らし全般の快適を考える記事づくりを手がけるフリーエディター&ライター。月刊雑誌『100歳まで美しく強く生きる 毎日が発見』(角川書店)で「一坪食堂」コーナーを担当。構成・編集とともにレシピ、調理も手がけた。ドクターが提案する健康食本の制作も。

料理・撮影協力 永倉いちず えいくらいちず(フードスタイリスト、料理家、栄養士)
取材協力 佐藤由香 さとうゆか(フリーエディター)