1. トップ
  2. ウェブマガジン
  3. 暮らしをお得に、もっと楽しく
  4. 暮らしに役立つ
  5. いつまでも健康 : 記憶力も、心の元気もアップする 楽チン「脳トレ」術

WEBマガジン

ヘッダやメニューをスキップして本文へ直接リンクします

いつまでも健康 : 記憶力も、心の元気もアップする 楽チン「脳トレ」術いつまでも健康 : 記憶力も、心の元気もアップする 楽チン「脳トレ」術

記憶力と年齢は無関係

「最近、忘れっぽくなった」「人の名前を思い出せない」など、記憶力の低下に不安を覚えながらも、年のせいとあきらめていませんか? 記憶力に年齢は関係ありません。脳は刺激を与え続ければ、いつまでも成長し続けます。

未来を創造する記憶力

記憶力とは、過去の記憶を呼び戻す力だけではありません。未来を創造する力も記憶力です。例えば、「明日何をしよう」と計画するとき、「あのときこうしたから」「こうしなかったから」と、過去を振り返りながら考えているはず。
未来を創造することは、過去の記憶を再生・定着させることにつながり、結果として記憶力を高めることになります。

脳の各基地を刺激する

人間の脳は小さな基地ごとに役割を分担しています。記憶の保管場所である「海馬」は記憶系基地にありますが、海馬だけを鍛えようとしてもうまくいきません。記憶力を鍛える最大のコツは、視覚系や運動系など他の基地も同時に鍛えること。これにより各基地をつなぐ神経細胞のネットワークが強化され、脳全体を活性化することができます。
 脳の各基地を刺激する脳トレ法は、記憶力を高める効果はもちろん、認知症予防や認知症の症状改善にも効果があります。ここにご紹介するトレーニングを参考にしながら、脳をいつまでも若々しく保ちましょう。

自分の脳のタイプを知り、苦手な課題に敢えて挑戦!

脳のタイプは、大きくは「視覚情報を覚えるのが得意」、「言語情報を覚えるのが得意」、「運動情報を覚えるのが得意」の3つに分けられます。自分とは違うタイプの課題に敢えて挑戦するほうが、より効率的に脳を鍛えることができます。

視覚系脳トレ

過去の記憶力を鍛える

①歩きながら美容院の数を数える
歩き慣れた道ほど、人は周りの景色を見ていません。いわゆる「慣れ」の状態で、こんなとき脳の視覚系基地は働いていません。今日は美容院、明日は不動産屋さんと、ターゲットを決め、街並みの変化に注意を払って道を歩いてみましょう。

創造的な記憶力を鍛える

②頭の中で料理を作る
まだ作ったことがない料理のレシピを見ながら、食材を準備し、下ごしらえをし、調理し、盛り付けるまでをシミュレーションします。記憶に関わる海馬は、物事の順序を覚えたり、段取りを考えたりするとき特に強く刺激されます。

言語系脳トレ

過去の記憶力を鍛える

③その日の「ベスト&ワースト発言」を選ぶ
物忘れ防止に効果的な脳トレの一つが、一日の終わりに自分の言動を振り返る時間を持つこと。ただ漫然と振り返るのではなく、「ベスト発言(誰かを喜ばせた発言)」、「ワースト発言(誰かを傷つけた発言)」を選びましょう。自分の発言をランク付けすることで、過去の記憶をしっかり定着させることができます。

創造的な記憶力を鍛える

④一日の出来事を俳句にする
俳句と言っても季語を気にする必要はありません。その日の印象的な出来事を「五・七・五」にまとめるだけ。とはいえ、出来事を選び、わずか17文字に収める俳句作りは脳全体を使う作業です。日々智恵を絞るうち、神経細胞のネットワークが強化されていきます。

運動系脳トレ

過去の記憶力を鍛える

⑤指先トレーニング
何かを記憶する際、最低でも3種類の脳の基地が働いて「情報をキャッチ」→「情報を分析」→「情報を保管」します。この連動性が弱ってくると記憶力や集中力が低下します。左右の手の指先を別々に動かすトレーニングを行うと、脳が活性化し、基地と基地の連動性が高まります。

創造的な記憶力を鍛える

⑥利き手と逆の手を使う
利き手と逆の手を使って、雑巾がけをしたり、歯磨きをしたり、リモコンのボタンを押したりなど、普段使わない運動系基地を刺激します。運動系基地は海馬のある記憶系基地と連動しています。しかも記憶系基地と異なり鍛えれば意識して動かすことができるので、ここを鍛えれば効率的に記憶力をアップすることができます。

「慣れ」は禁物

脳には慣れると怠けるという困ったクセがあります。トレーニングの目的は“上手になる”ことではありません。慣れたなと思ったら、別のトレーニングに切り替えるか、難易度を上げましょう。

ローテク生活のススメ

ちょっと不便、手がかかる、そんなローテク生活が、実は脳の健康を保つ秘訣。例えばレオパレスのオーナー様なら、手持ちの物件を書類上で管理する(言語系)だけでなく、時々は足を運び(運動系)、自分の目で観察し(視覚系)、メンテナンスなどの計画を立てる(創造的記憶力)というように…。ほかにも、エスカレーターより階段を使う、わざわざ遠回りして買い物に行くなど、「ローテク生活=脳トレ」と考えると、毎日が新鮮で楽しくなります。

「脳の学校 ワークブック」(ポプラ社)

貯筋手帳記憶術の監修、加藤俊徳さんの著書。
加齢のせいと思われがちな、物忘れやうっかりミスも3つのメソッドで改善できます。
考え方、習慣などを変えることで、脳を成長させ、楽しい生活へと導く一冊です。