イラスト／hikohiko

レオパレス21のことが分からない、賃貸住宅経営に関心が持てない、という次世代オーナー様に興味を持っていただくコーナーです。
アパート経営の基本から相続時に役立つ知識まで、毎回、テーマに沿った内容をケーススタディと共に紹介します。

信託と聞くと、信託銀行で提供している有価証券、不動産、金銭債権などの各種信託をイメージされるかもしれませんが、そればかりではありません。

人口減少社会が進んでも安定した賃貸住宅経営へ

2004年の信託業法改正により、信託会社の認可基準が明確化され、新規参入が可能となりました。

従来、信託銀行では難しかった比較的小規模な賃貸住宅を受託するレオパレス信託のような専門会社が設立されたことで多様な事業承継や資産活用が可能になり、オーナー様の選択肢が増えました。

信託なら将来の事業承継の形を決めておける

遺言ではお亡くなりになった際の承継しか指定できませんが、信託を活用すると、お元気なうちから次のオーナー様を指定することができます。

オーナー様が判断能力に自信が持てなくなった時でも、賃貸住宅経営は何ひとつ変わることなく、円滑に行うことが可能です。

また、信託契約により、オーナー様亡き後、次世代オーナー様やご家族は管理・経営に悩むことなく賃貸住宅の収益を得続けることができます。現在のオーナー様だけでなく、後世代オーナー様などご家族にも安心感をもっていただけます。

信託活用でオーナー様の悩みが軽減される

こうして信託契約を締結することにより、個々のオーナー様のご希望に沿った承継の仕方を決定できます。これまでの相続よりも柔軟な事業承継が可能になり、オーナー様のさまざまな悩みが軽減されるでしょう。

早め早めにご検討・ご相談されることが重要です。

この連載を機会にご家族でじっくり考えてみてはいかがでしょうか。